全身脱毛の収益拡大につなげたい
千利休は、DCブランドの元祖だし、北大路魯山人は超グルメの大家のようなものである。
もし私が京都市長なら、明治村へ寄贈したなつかしのチンチン電車をもう1度京都へ持って帰って、市街地をのどかに5キロほど走らせてみたい。
大量生産の時代、お菓子屋も漬物屋も百貨店に納めることでブランド、紛賦という名声を獲得した。
百貨店にはいれることが一流の証でもあった。
ところが、最近では百貨店には絶対に出店しないという。
そんなかたくなな京都のお菓子屋や漬物屋が逆にブームを呼んでいる。
ほしい人は京都まで買いにおいでということになってきた。
それらのことを照らし合わせれば、マーケティングの鍵になる。
バブル経済の絶頂期に、ニューヨークからシーフードレストランや倉庫劇場、ジャズレストランなどを日本に持ってきた。
しかし、どんなに似せても本場のニューヨークには決してかなわない。
ところが、アメリカは過去を持たない。
これからは過去のお値段の方が高くなる。
だから、現代社会に一周遅れた京都はまさに日本のマーケティングの宝庫である。
鴨川もそのまま、山もそのまま、寺もそのまま。
名古屋みたいに郊外に寺を移したりしていない。
だからいい。
もっとも、伝統が主流になるかといえば、そうはならない。
多様化の1つとしての地位を確立することになるだろう。
自動車や電器製品、カメラ、ファッションなど、あらゆる製品分野で伝統を重視する製品が出ている。
しかし、それが主流ではなく、あくまで味付けの1つであったりスパイスになっている。
いまの時代を一言で表すならば、テーゼとアンチテーゼとの共存の時代だ。
京都自身も気づいていない京都の強み高度産業社会では、知的労働者をどれだけ供給できるかが問題となる。
生産物の出荷指数で見れば京都はたいしたことはないが、学生の出荷指数で見れば東京に次いでいる。
だから京都にはおもしろいベンチャーとかハイテク企業、ユニークなファッション業が多い。
島津製作所、オムロン、村田機械、村田製作所、ローム、大日本スクリーン、ワコール、川島織物、そして任天堂。
これからの時代はある意味で、職、住、遊、学の融合化の時代である。
働くこと、住むこと、遊ぶこと、学ぶことが一体化しつつある。
そのとき、知的労働者の供給源の多いことがものすごい起爆力になる。
もう1つは、東京から離れていることが幸いしている。
学者でも研究者でも、大半の人はお呼びがかからない。
だから本業に専念できる。
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